Tarot Deck Details
(ユニバーサルタロットオブマルセイユ)
ユニバーサルタロットオブマルセイユについて
このデッキは1751年にクロード・バーテルによって作成されたスイスのマルセイユデッキを基に、リー・バーステン氏によって新たなカラーリングを施され、2006年にスカラベ社より発行されました。
バーステンは他にも様々なタロットデッキを作成、タロットに関しての本もいくつか執筆している人物です。
ユニバーサルタロットオブマルセイユの特徴
新しくカラーリングされた事により、見た目も良くなり伝統的なマルセイユの重い雰囲気と比べると、また一味違う印象を受ける仕上がりになっています。しかし従来の木版調のデザインはそのまま、デザインの変更などはなく、普段よりマルセイユ版に慣れ親しんだ人も使いやすいタロットになっています。
また、絵のバックにはデザインを邪魔しない、淡いカラーが配置されているので全体的に柔らかい雰囲気になっています。
カードの順番は伝統的なマルセイユタロットと同じ並びで、[正義]のカードは8、[力]のカードは11になっています。
このタロットには、英語の他にヨーロッパの5ヵ国の言語が記載されています。
お気にりのカード[XIII 死神]のカード
このユニバーサル版のマルセイユデッキのカードはカラーリングが改変されて、シーンの背景にも色がついているせいか、どこか物々しい雰囲気だったマルセイユデッキが馴染み易いデッキとなっています。
死神のカードも本来のデッキと違って少しだけコミカルにもみえます。
マルセイユの死神のカードって怖いですよね。色んなものが転がってますし。ちょっと苦手でした。特に従来の伝統的なデッキは簡素なものが多く、死神のカードがより冷たくみえていました。
このユニバーサル版のデッキだと、「まだ」冷たい印象も和らぎます。
できれば出会いたくないカードではあるのですがね。
ユニバーサルタロットオブマルセイユの使用感
カードは滑りも良く、シャッフルがし易いデッキです。しかし、コーティングが少し薄く若干強度が心配な点も否めません。
伝統的なマルセイユ版に沿って作成されているので、マルセイユ版を使用している方は問題なく使えるデッキとなっています。
類似品、海賊版について
海賊版については、現在未確認です。
総評
Tarot Deck Details
UNIVERSAL TAROT OF MARSEILLE(ユニバーサルタロットオブマルセイユ)に似ているデッキ
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