LEARNING THE TAROT(ラーニング・ザ・タロット)の主な内容
[ラーニング・ザ・タロット]の主な内容をご紹介します。こちらの本は主にライダーウェイトタロットカードを使用した解説本となっています。
- タロットリーディングを始める前の心構えを解説
- 大アルカナ、小アルカナ、スートの意味と基本の成り立ちの説明
- タロットリーディング(タロット占い)の為の基本的なスプレッド(展開方法)の考え方
- デイリーリーディングの方法と練習の方法
- タロットリーディングをする為の環境について
- タロットリーディングをする時の考え方
- タロットカードの解釈の原則や考え方
- 大アルカナ、小アルカナの78枚の解説
- ケルティック・クロス・スプレッドについての解説といくつかのポジションと使用方法
- シャッフル方法、各スートペア、コートカードペアのキーワード、リーディングの流れ、など
[ラーニング・ザ・タロット]の主な内容はおよそ、上記の内容になります。
この一冊で、各タロットカードの意味はもちろん、リーディング(占い)方法もきちんと解説してあります。全部で395ページあるのでちょっとした参考書くらいの大ボリュームです。
この一冊で何ができるか
[ラーニング・ザ・タロット]はタロットリーディング(占い)を始める基本の全てが入っていると言っても過言ではありません。
この本を読み、自分自身に落とし込むことで、自分をタロットで占うことはもちろん、他者を占うことも可能になります。
特に最もスタンダードなケルティック・クロス・スプレッド(ケルト十字展開法)については詳しく解説をしているので、基本をきちんと押さえられるのが良いですね。
他のタロット本と違うところ
[ラーニング・ザ・タロット]は、タロット教本のようで教本にはない、読み物として面白いということが、この本の特徴だと思います。
「カードはこういう意味です。スプレッドはこういう意味で、こう展開しましょう。」という淡々とした解説ではなく、そこには物語があり、著者の人生についての考え方や物の捉え方が色濃く反映され、丁寧に書かれているので、読んでいる側としても印象に残りやすいです。
元々、外国の本を和訳している本なので、多少のニュアンスや表現に馴染みのないものもありますが、そこはうまく丁寧に翻訳しているのが、この本の魅力でもあると思います。
オススメポイント
各タロットカードの意味を捉えやすい
ついつい暗記しようと意気込んでしまう78枚のカードですが、[ラーニング・ザ・タロット]は豊富なキーワードと、著者の各カードについて一つ一つ丁寧に解説する物語が面白く、読んでいてカードの意味が印象に残りやすいです。
初心者の方は、色々なタロット本を読んでみたけど、意味や解釈がなかなか身につかないという方にオススメです。
各タロットカードの意味を身に付けた方でも、この本の解説は是非読んでもらいたいくらい読み物として面白いです。新しい発見があるかも知れません。
【各カードはこのような書式で解説されています】
タロットリーディングする心構えや考え方
[ラーニング・ザ・タロット]はまさにタロットを「学ぶ」本です。この本の中では、タロットとはどんなものなのか、自分の心や他者の心とタロットを使ってどう向き合うのかを一冊を通して教えてくれます。
この点はタロットに慣れ親しんだ方にも読んでもらいたい部分かも知れません。
ケルティック・クロス・スプレッド(ケルト十字展開法)
このスタンダードなスプレッドがとても詳しく解説されています。ちなみにケルト十字法は万能なスプレッドで、多くのリーディングで使用されることがあります。
唯一、この本の惜しいポイントをあげるとしたら、このスプレッドについてしか詳しく記載がないので、初心者にとってはとっかかり難いのと、他のスプレッドが知りたい方には物足りなさがあることかも知れません。
総評
★★★★★
タロット本の決定版タロットを「学べる」素晴らしい本です。どのレベルの方が読んでも勉強になり、面白い本だと思います。一冊マストアイテムとして持っておくことをオススメします!
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